焼肉丸恵はここが違う!

霜降りの旨みは実は「脂肪」

美味しい牛肉と言えば、すぐに連想するのが霜降り肉。
霜降り肉とは、モザイク状のサシ、つまり脂肪が入った肉のことで、これが肉全体に広がっているものほど美味しいといわれています。

サシは牛肉の香りや肉汁を取り囲み、保つ性質を持っています。
また脂肪には溶け出す温度があり、それが低いほど口溶けがよく、なめらかな食感を与えます。
中でも和牛はサシが入りやすく、脂肪の融点が外来種より低いので、より美味だとか。

霜降り肉は確かに美味しい。けれど、その美味しさは脂肪にある。
これを頭に入れておけば、「もっとも食べたい」という気持ちをセーブさせるかもしれません。

「並」より「上」が高カロリー

焼肉屋では、「並」「上」「特上」など、肉をランクづけしている店がよくあります。
ランクが上の肉ほど、サシがきれいに入った霜降り肉。サシが多いということは、つまり脂肪が多い、カロリーが高いということです。

カロリーの摂り過ぎが気になる人は、「上」より「並」の肉をオーダーしましょう。サシが若干、少なくなるものの、肉汁の美味しさや肉の歯ごたえといった肉本来の味が楽しめます。
その上、お財布にもやさしくなるというオマケ付。

内臓肉は低カロリー。ビタミンの宝庫

独特の臭いがあるというイメージやグロテスクな外見から敬遠しがちな人も多い内臓肉ですが、実はビタミンA、B1、 B2、B3、鉄分、亜鉛などのビタミン、ミネラルの宝庫。
これらは大豆やゴマなどの植物性のものよりも栄養素を体に吸収しやすいというメリットがあります。

また、カルビやロースといった肉と比べて、ずいぶんローカロリー。
内臓肉を上手にオーダーして、焼肉の量も質も堪能しましょう。